アルブレヒト・デューラーの芸術 中央公論美術出版 注文

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「アルブレヒト・デューラーの芸術」下村 耕史著<解説>美術家が優れた作品とともに、その創作の基本となる造形思考なり美術観を文章で遺した例は、史上極めて稀である。例をルネサンス期のイタリアにとっても、美術理論書の著者の多くが、ギベルティのような例外はあるにしても、必ずしも優れた作品を遺しているとは言えない。ルネサンス期の巨匠レオナルド・ダ・ヴィンチ(1452-1519)とアルブレヒト・デューラー(1471-1528)が、世に知られた名作とともに、美術に関する自己の考えを多くの文章に遺したことは、如上の関連をみる上で、誠に貴重な例といえる。レオナルド・ダ・ヴィンチは周知のように膨大な手稿は遺しているが、残念ながら出版には至らなかった。本書はこのようなデューラー研究の利点を積極的に活かすことを心がけながら、デューラーの美術理論と作品の関連の研究を目指すもので、芸術論と作品論のニ編から構成される。周知のように、ドイツ・ルネサンスを代表する画家デューラーは、油彩画・木版画・銅版画の各分野で多くの優れた作品を遺すとともに、その晩年に『測定法教則』(1525刊)、『築城論』(1527刊)、『人体均衡論四書』(1528刊)を続けて公刊している。本書は凡そ二十年にわたって書かれた論文の集成である。デューラーにおける自然と芸術を論じたもの八章、素描論一章、図像学的考察三章、自画像成立の考察一章の全十三章からなる。さあ多角的な視点からデューラーをご堪能ください❗️平成9年10月25日発行定価: ¥ 27500(税込み・現行税率換算)状態:函に若干のシミ、よごれあり、中身はほとんど未使用#下村耕史 #下村_耕史 #本 #芸術/絵画・彫刻

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